本記事はROOMIEさんに掲載して頂いた記事の転載になります。
仕事して、帰宅後の夕食作りは結構大変ですよね。
なにを作るか考えて、食材を切って、炒めたり、煮込んだり。
簡単な料理でも手や腕が疲れてしまいます。
特に切る作業は時間と労力がかかるんです。
人参やかぼちゃなどの硬い食材は少し力を加えなくてはいけないし、ハンバーグや餃子を作ろうなんてときは、細かく刻むのに一苦労。
少しでも疲労を和らげようとフードプロセッサーを検討しても、場所をとるからと結局買わないことにしたり。
少しでも疲れずに、楽しく料理できたらと思うのですが……。
ストレスなく調理できる包丁
そこで私は、包丁を切れのいいものに変えてみました。
私が選んだ包丁は藤次郎のDPコバルト合金鋼割込の三徳包丁170mmで、以前よりもストレスなく料理できるようになりました。
私と包丁の出会いの場となった、新潟県燕市の藤次郎で10月に開催されたワークショップでの写真とともに、なぜ楽しく料理できるようになったのかをご紹介します!疲れない上に、かたい食材もヒヤッとせずに切れる
以前は、人参のような小さい根菜類でも包丁の上から左手を置いて力をかけるなんてことがありました。でも、そういう切り方をすると、もし食材が転がったらと思うと危ないし、無駄に力がかかるんですよね。
切れのいい包丁だと、左手は食材を抑えたまま、サクッとかたいものを切れます。私はカボチャも無理な力をかけずに切れましたよ。
また、千切りやみじん切りも力が要らないのでスタスタ切れます。キャベツや玉ねぎの千切りは、包丁を持ち上げて下におろすだけという印象。包丁以外にも、ピーラーも切れのいいものに変えることで、さらに下ごしらえが楽になりました。
これまでは、ごぼうや里芋などは皮を剥くときにつっかえることがあり、グッと力を入れるとそのまま支えていた左手を切ってしまったりすることも。
ピーラーも剥きやすいものに変えると、軽い力で作業できる上に、つっかえる問題を解消してくれるんです。切れがいいと食感が変わる?!
さらに、切れのいい包丁だと味が変わることもあるそうです。
味は個人的なものですが、私には食感が明らかに変わったと感じる食材がありました。
例えばパンは、通常の包丁だとなかなか切れずに擦り付けることになるので、断面はボサボサになり、潰れて固い食感に……。しかし切れのいい包丁だと、ふわふわのままカットできるので柔らかいまま食べることができます。
特に違いがわかりやすいのはトマト。切った後中のジュレが飛び出したり、汁気が多くなってトロッとなるのはトマトの本来の食感だと思っていました。しかし、包丁を変えるとジュレは飛び出すことなく、断面もスパッと切れているのでトマトがシャキっとした食感になるんです。それでいてジュレはきちんと残っているので柔らかさも楽しめます。
料理が楽しくなった
切れのいい包丁で手や腕の疲れが軽減され、ストレスもなくなりました。
作るの嫌だな〜と思う気持ちがなくなるだけで、毎日の調理も案外楽しくなるものです。
それに、サクサク切れたら料理が時短になって、あともう1品増やそう!なんてことも。
最近はタコライスやガパオライスなどみじん切りが多い料理や、サツマイモのサラダ、かぼちゃの煮物など、かたい食材を使った料理も気楽に作れるようになりました。切れのいい調理器具だと、手を怪我するんじゃないか……と初めは心配しましたが、切れがいいからこそ安全です。
切れないからと余計に力をかける必要がないので、誤って手を切ってしまうこともなくなりました。
みなさんも、ストレスを軽減してくれるかつ楽しく料理できる包丁を試してみてはいかがですか?
Photo: イチカ
Sourse: 藤次郎
田中奈未
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