衛生的なオールステンレスと和包丁の組み合わせで業務用としても定評のあるシリーズです。
OVERVIEW
包丁業界の新たな試みとして生み出したオールステンレスの和包丁シリーズは、切れ味とお手入れのしやすさ、妥協の無い刃付けによって業務用としても定評があります。出刃で使用しているV金10号(VG10)は、純度の高い鉄鉱を13クロームステンレス鋼と組み合わせた複合材で、切れ味と耐久性に優れた刀身に仕上がります。柳刃・蛸引には、純度の高い鉄鉱とモリブデン、バナジウムを配合した単層材を使用し、切れ味と粘り強さを両立した刀身へと仕上げています
2000年度グッドデザイン賞を受賞しました。
オールステンレス和包丁シリーズに安易に洋包丁と同じハンドルはつけませんでした。和包丁の伝統を受け継ぎ、その特徴でもある「しのぎ」の付いた栗型断面形状の左右非対称ハンドルを採用。和包丁の世界では一般的な各サイズ専用となるハンドルを新規作製するなど、形状には徹底的にこだわっています。握りやすさを最優先に設計した「トルネード」模様のハンドルです。見た目の美しさだけではなく、滑りにくさも追求しているので、水や油のついた手で握った際に一層の持ち味を発揮します。中空のハンドルは重すぎず軽すぎないといった絶妙な重量バランスで扱いやすさを追求しました。
ハンドル形状は従来の木柄ハンドルからの切り替えでも手に優しくなじみます。もちろん木柄とは違い、長くご使用頂いても柄の腐蝕や破損とは無縁です。また、木柄のように接合部や隙間が存在しないので、バクテリアなどの侵入がなく、熱湯消毒も可能です。
切れ味にこだわり、1丁ずつ職人の手作業によって丁寧に刃をつけています。藤次郎が追求し続ける切れ味と耐久性を兼ね備えた包丁は、ご家庭からプロの料理人までご愛用いただいております。
TOJIRO PRO シリーズの和包丁を担うシリーズとして刀身の素材にもこだわり、サイズ展開も充分に考慮されたラインナップです。また、洋包丁シリーズも衛生管理を徹底するプロの方からご家庭まで非常に人気があります。
TECHNIQUE
心材:V金10号(VG10)
側材:13クロームステンレス鋼
切れ味のレベル(目安)
刃先硬度レベル(目安)
片刃・業務用刃付け
刀身:モリブデンバナジウム鋼
切れ味のレベル(目安)
刃先硬度レベル(目安)
片刃・業務用刃付け
LINE UP