VISION
PHILOSOPHY
私たち藤次郎株式会社は、日本を代表する刃物産地・燕三条で、伝統と革新を融合させた刃物を製造しています。全ての工程を一貫して行うことで、品質の高い製品をお客様にお届けしています。創業当時からこだわり続けた「最高の切れ味」のもう一歩先にある「最高の道具を手にした満足感」を実感していただくため、誠意・真心・感謝・創造の4つの想いとともに、常に技術と心を磨き、藤次郎製品をつくり続けます。
PROMISE
藤次郎のシンボルマークは、4つの富士山が合わさってできた形をイメージしており、創業以来のトレードマークである富士印を継承しています。私たちは、以下の4つの約束をそれぞれの富士山に込めて「日本一」の高みを目指します。
私たちは、気持ちの良い挨拶でお客様との心をつなげます。
私たちは、真心込めた製品でお客様に満足感をお届けします。
私たちは、かかわるすべての人に感謝の気持ちを伝えます。
私たちは、創意工夫を心がけ魅力的な製品を発信します。
TRADITION & INNOVATION
玉鋼を鍛えてつくる日本刀の技も、藤次郎の包丁に活かされています。私たちが扱う素材の一つに「利器材」があり、それは日本刀の製法を引き継ぐ「打ち刃物」から生まれ、古くから継承されてきた高度な技法に裏打ちされたものなのです。そして、私たちが得意とするのは、新潟県燕市の地域性を活かした「抜き刃物」の技術です。
抜き刃物は、金属板から金型で打ち抜いて成形を行うため、安定した品質と効率良い生産性が特長です。機械によってある程度の効率化が可能であるとは言っても、やはり最後の決め手になるのは職人の腕や勘です。人が手で直接触れて使う道具だからこそ、ものづくりの根底であるつくり手の技術を尊重し、藤次郎ではすべての工程において職人が納得いくまで目を配らせています。伝統の技と現代の工業技術によって生み出す私たちの包丁は、世界からも高い評価をいただいてまいりました。
私たち藤次郎は、日本でも数少ない一貫製造の包丁メーカーとして、これからも伝統継承と技術革新の両立を目指してまいります。
FROM TSUBAME-SANJO
TO THE WORLD
藤次郎の包丁は、海外の方々からもご愛用いただいております。
「世界の食文化の交流と伝承に貢献したい」
「日本の道具で世界の食文化を支えたい」
私たちはこのような想いから、フランス料理文化センターやメートル・ド・セルヴィスの会の活動に参加。2004年に海外進出を果たしてから10年以上が経ちました。
今後は、海外への研ぎ直しの啓発活動をさらに意欲的に展開し、刃物やそれに関係する伝統工芸品の紹介も行っていく所存です。目指すのは、世界的な食文化の交流、そこに藤次郎が寄与することです。