藤次郎トップクラスの切れ味を誇る、TOJIRO PROシリーズのハイエンドモデルです。
OVERVIEW
トップシェフの皆様のご要望を形にしたこのTOJIRO PRO ニッケルダマスカス鋼シリーズは、美しいダマスカス模様の刀身とステンレスハンドルの組み合わせたナイフのパイオニアです。藤次郎のシリーズの中ではトップクラスの切れ味を誇り、切れ味を追及し続けた藤次郎の最高品質のシリーズとして多くのプロの方に認められています。
欧州で王家の刀剣として珍重された伝説の材料「ダマスカス鋼」。その製法は残念ながら現在には伝えられていません。しかし、材料製造の技術が向上した現在、ダマスカス鋼は多層の材料を鍛造したものの総称として認知されています。この多層鍛造構造により心材の炭素の緻密性が向上し、刃物としては最高峰ともいえる硬度と安定した切れ味を提供できます。
本シリーズは、ニッケルの配合率の違う2種類のステンレス鋼を幾重にも鍛造して現れる優美な波紋が特徴で、この鍛造工程により心材の緻密さと均一性を向上させ、切れ味の持続性が飛躍的に向上します。
TOJIRO PROシリーズの特徴は、握りやすさを最優先に設計した「トルネード」模様のハンドルです。見た目の美しさだけではなく、滑りにくさも追求しているので、水や油のついた手で握った際に一層の持ち味を発揮します。中空のハンドルは重すぎず軽すぎないといった絶妙な重量バランスで扱いやすさを追求しました。
ハンドル形状は従来の木柄ハンドルからの切り替えでも手に優しくなじみます。もちろん木柄とは違い、長くご使用頂いても柄の腐蝕や破損とは無縁です。また、木柄のように接合部や隙間が存在しないので、バクテリアなどの侵入がなく、熱湯消毒も可能です。
業務用包丁の切れ味よりも、さらに高い切れ味を求めるプロや職人のための「切れ味重視」の刀身です。非常に鋭い刃が付いており、繊細な包丁の扱いが必要です。全て専任の職人が1丁1丁手作業で精魂込め刃を仕上げております。
TECHNIQUE
心材:V金10号(VG10)
側材:ニッケルダマスカス鋼
(63層)
切れ味のレベル(目安)
刃先硬度レベル(目安)
両刃・本刃付け
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