このたび、弊社ナイフアトリエ所属の伊藤闘意が、Japan Knife Guild（JKG）のナイフ審査会に合格し、メーカー会員として認定されましたので、お知らせいたします。
Japan Knife Guild（JKG）とは
ナイフ及びナイフの使用方法に関する正しい知識の普及やナイフメーキング、ハンドメイド・ナイフに関する知識、技術の相互公開を目的とした非営利団体です。
ナイフに関わり、ナイフを愛する人々の友好、交流の場を提供しています。
公式HP：https://jkg.jp/ より抜粋
一定の技術と姿勢が評価され、審査に合格した会員に与えられる称号が“メーカー会員”。
今後、プロのナイフ職人として、JKG主催のナイフショーへの出品・販売が認められます。
伊藤が審査会に向けて制作したのは以下の3本。
【製品名 ローグ】
全長 271mm
刃体長 141mm
鋼材 SPG STRIX 3層 5.5mm厚
グラインド コンベックス
ハンドル材 マイカルタ
シース アンビタイプ レザー製
想定用途 野外活動汎用
【製品名 トウカムリ】
全長 155mm
刃体長 70mm
鋼材 VG10 3層 3mm厚
グラインド フルフラット
ハンドル材 マイカルタ
シース アンビタイプ レザー製
想定用途 EDCツール
【製品名 フライ】
全長 150mm
刃体長 60mm
鋼材 VG10 全鋼 2mm厚
グラインド コンベックス
ハンドル材 マイカルタ
シース レザー製
想定用途 淡水釣り
朱色のハンドルが特徴的な「Fly」は、渓流釣りが盛んな地域に暮らす家族からの要望をもとに設計された一本です。
小型の川魚を的確に捌くため、刀身は人差し指の延長として扱える60mmサイズに。
ぬめりの強い魚でも滑りにくいよう、持ち手には指に馴染むくぼみを設けました。
内臓を傷つけずに腹を割けるよう設計された刃の曲線など、細部に至るまで、渓流での実用を見据えて仕上げています。
世界に羽ばたく第一歩を踏み出した伊藤に、ぜひご期待ください。
藤次郎は、職人一人ひとりの技を集結し、より良い刃物作りに尽力してまいります。
