革新的なデザインのORIGAMIシリーズにBLACK加工を施しています。
OVERVIEW
第3のナイフと呼ばれる、新しい発想で生まれた「ORIGAMI」シリーズは、そのシンプルで明快なデザインが評価され、デザイン界のオスカー賞とも賞されるドイツiFデザインのプロダクトデザイン賞を受賞しました。
新たに派生したORIGAMI BLACKシリーズは、医療用器材などでも使用される黒色酸化皮膜を表面に施しています。黒を纏ったナイフはシックなデザインに仕上がり、耐食性にも優れます。
包丁に使われるステンレス刃物鋼は、当然のことながら非常に硬く、折り曲げるのは困難で当初は実現不可能とされていました。
そこで、同じく新潟県燕三条地区で精密機械などさまざまな金属プレス加工を実現させてきたプレス金型の“匠”と試行錯誤を行い、ついにステンレス刃物鋼を日本の伝統文化である「折り紙」のように精緻に折り曲げる事に成功しました。
目指したのは、折り紙のように純粋な折り目で出来上がるミニマルなデザイン。日本の心に刻まれる繊細さを持った佇まいや、素朴な力強さをシンプルなデザインで表現しました。
作れない金属製品は無いといわれる、世界でも最高の技術を持った金属加工の産地、新潟県燕三条地区。この地で培われた技術があったからこそ実現したと言えるでしょう。 従来製品の溶接による性能低下の課題を、日本の伝統と燕三条の技術で解決し、単一ステンレス一体構造包丁という新しい規格が生まれたのです。
刀身は1丁ずつ職人の手作業で刃をつけています。業務用包丁は耐久性が重視されますが、その中でも藤次郎は切れ味を追求し、刃付けや刀身の構造の研究にこだわってきました。そのこだわりの集大成ともいえる最高の切れ味の包丁は、様々な業種のプロの皆様にもご愛用いただいております。
ORIGAMIのコンセプトをさらに広げる専用ナイフスタンドとダイヤモンドシャープナーもご用意しております。板を折り曲げて形作るシンプルでシャープなフォルムはナイフとのデザインの統一感も抜群です。
通常色のORIGAMI モノコック包丁シリーズも合わせて御覧ください。
TECHNIQUE
刀身:ハイカーボンステンレス鋼
(黒色酸化被膜加工)
切れ味のレベル(目安)
刃先硬度レベル(目安)
両刃・業務用刃付け