「ご馳走様」の心を世界へ。 - 食文化への貢献
藤寅工業株式会社の経営理念の中に"「ご馳走様」の感謝の気持ちを大切な人と分かち合うお手伝いをします"という一節があります。「ご馳走様」とはお客様のために身を粉にして走り回り、食材を準備しもてなしてくれた人へ、そして食材を提供してくれた生産者へ、そしてその大地の恵みを与えてくれた地球への感謝の気持ちを表したものです。この言葉が表す気持ちの奥ゆかしさを、包丁という「道具」という立場で世界に伝えていきたい。藤寅工業株式会社は商品を作ると同時に、食に関わるすべての人たちへこの気持ちを分かち合うために活動を続けてまいります。
伝承と献上の心。
ワールドワイドな新しい「食・調理文化」の交流を目指して。
世界各地のすばらしい調理文化が生み出す喜びや満足感を分かち合うお手伝いをしたい。日本、そして世界の食文化を「道具」の面で支えていきたい。そんな私達の頑なな想いが業界の第一線で活躍するトッププロの情熱と調和し、一つの結晶として結実しています。フランス料理文化センターやメートル・ド・セルヴィスの会の活動への参画や、世界初のサービスマン専用ナイフ、ギィ・マルタン氏のシグネチャーモデルの制作など活動は多岐にわたります。藤寅工業株式会社はもともとOEM生産を主体として製造を行ってきましたが、近年「藤次郎」ブランドの生産に力を入れており、海外からも"Tojiro"として高い認知と評価をいただくようになりました。
藤寅工業株式会社では今後も世界の食文化の交流を目指し、
藤次郎ブランドの海外輸出とともに砥石を用いての研ぎ直し技術の提供や、村上堆朱を用いたプレミアムシリーズを作成し、包丁以外の美術工芸品の紹介なども行ってまいります。
「食育」の現場でもお手伝いをしています。
「食を支えるのは家庭の調理である」を信念に「食育」の現場での教育にも参加しています。新潟調理師専門学校校長・吉田育子先生との共同開発の包丁シリーズの開発や、田中伶子クッキングスクール校長・田中伶子先生の活動への参画なども行っています。また、幼少期から調理を身近に感じられるよう、子供専用包丁を設計し「ブリサボニータ」シリーズとして教育機関への導入、包丁の歴史や素材、形状や製法をまとめた冊子「包丁の知識」の作成。配布なども行っています。
また、販売店や調理学校へ出向いての包丁研ぎの講習なども積極的に行いご好評をいただいております。
包丁の技術の伝承と継承。
そして正しい歴史を受け継いでいきます。
藤寅工業株式会社の所在する新潟県燕市は金属加工に特化した街ですが、私達は古くから県内・県外を問わず様々な企業と技術の交流を行ってきました。隣街でもある三条市は古くから鍛冶屋が多く、弊社職人の交流や技術供与等も盛んに行われています。また、福井県越前市(旧武生市)や、岐阜県関市などと交流も深く、お互いの技術を磨いております。また、この交流は海外まで広がっておりドイツDICK社との提携や、中国製造メーカーへの技術提供も行っています。
世界に通用する品質と信頼を。
藤寅工業株式会社は ISO9001の取得企業です。
職人による技術に裏打ちされた確かな品質。それは裏を返せば、商品の品質は職人の技術が正しく継承されていかなければ、保たれないことになります。藤寅工業株式会社は社員教育も積極的に行ってきましたが、世界に通用する信頼を獲得するためには会社としての体制を整える必要がありました。ISOの取得により今まで職人の勘に頼ってきた技術も明文化されるようになり、技術の正しい習得と伝承が可能となりました。また、技術や生産体制に対するQC活動も盛んに行われており、技術革新を進めております。